Detroit:Mecome Humanを遊びました(一週目)
こんばんは、Detroit:Become Humanを遊んだのでブログを書きます。
ネタバレします。
スプラトゥーン界隈の配信者の間で流行っていて興味を持ちました。
プレイの様子を見ていたので、まったくの初見ではありませんでしたが、できるだけ自分の思うままに、攻略は見ずにプレイしたところ、
・カーラ
バス停で検問に遭い、アリス・ルーサーとともに銃殺される。
・マーカス
徹底的に平和的デモを行うも、警察に制圧される。焼身自殺する。ジェリコメンバー全員死亡。
・コナー
変異せず。不慮の事故とはいえハンクを殺す。ミッションは完了。
となりました。
エンディング時点ではアンドロイドの革命は達成できませんでした。
ただ、世論の支持を得、ニュースの内容から察するに、これからアンドロイドの権利についての多少明るい議論がなされるのだろうという希望は持てました。
武力行使で軍を仲間に引き入れられれば革命に成功する可能性はありますが、そうでない場合はこのエンドが一番アンドロイドたちにとってましなエンドなのかなと思います。
推しはコナー・ハンクペアだったのですが、ハンクと仲良くなりたいがばかりにプライベートまで踏み込みすぎてしまい、敵対まで関係が冷え込んでしまいました。
結果、ハンクがコナーに向けて引き金を引いてしまうことに…
あまり踏み込んでほしくないのかな、と気づいた時には関係は修復不能でした。
自身のゲームセンスのなさ、洞察力のなさを恨みました。
ボーナスでハンクはあまり踏み込んでほしくない様子だと述べられていましたが、ハンクのツンデレが可愛すぎて構ってしまいたくなるんですよね…
何にも教えてくれないのでさらに押せ押せで踏み込んでしまいましたが、まさに押してダメなら引いてみろ。
他人との距離感をうまく図れないコナーに自分を重ねて無駄に辛くなるなどしました。
アリスとなら適度な距離感を保って仲良くなれたのにね。
あんまり好きすぎると距離感を見誤ってしまう自分の性分が出てしまったのでしょうか。
また、コナー視点で表示されるソフトウェアの異常というメッセージの意味をあまり把握しておらず、カムスキー宅のあたりまでまったくそのパラメーターを意識せずプレイしてしまったのも反省点です。
異常なのに青字で矢印上昇、というちぐはぐな印象に惑わされ、異常値を上げたほうがいいのか下げたほうがいいのか、また何をすれば上下するのかも理解していませんでした。
おそらく変異体への分岐点時点では、異常値は可もなく不可もなくの中途半端なパラメーターだったことでしょう。
さらに、これもゲームセンスのなさが目立ったのですが、コナーの捜査がまっっったく捗らない!w
一件目の人質事件では、犯人共々ビルから落下(人質は救った)。
二件目の主人めった刺し事件では、尋問後変異体に射殺され、変異体自身も拳銃自殺。
三件目の鳥好き変異体事件では、変異体に投身自殺されてしまいます。
四件目のエデンクラブでは、結局変異体を取り逃します。
五件目の電波ジャック事件では、変異体からハンクを守れましたが、サイモンを発見できなかったし、結局ジェリコにつながる手がかりは得られていません。
また、最重要任務のマーカス破壊ですが、ジェリコで返り討ちに遭い、またデモ中の暗殺も叶わず…
結局焼身自殺した死体をみてミッション完了となりましたが、コナー何もしてません!(笑)
コナーお前ほんとに変異体対策用のロボットなのか?というぐらいぽんこつアンドロイドでした。
でもそのポンコツ具合がかわいい…推せる。
引っかかった点は、狙撃シーンでハンクの息子についての話はここまで一切回収してこなかったはずなのに、選択肢に表示されたことです。
もしかしてあまりにハンクと仲が悪すぎて一切息子に触れないシーンが想定されていないとか、ないか。
また、コナーの捜査が下手で手に入れられなかった事件の真相に関する情報が、ボーナスの開放により読めてしまったことも引っかかりました。
まさか公式にネタバレを食らうとは。
一周目なので、伏線に気づき損ねたところ、答えにたどり着いていないところが多く、まだまだ遊び足りない印象です。
気になるのは、
・結局RA9って何?
・アマンダとは何者なのか?あの庭園はいったい何なのか?
・カムスキーがアンドロイドのプログラムに残した「非常口」とは変異のことなのか?
・ジェリコはいったい誰が作ったのか?
・カムスキーとカールは著名人としての交友よりも深い何らかの関係があったのか?
あたりです。
ジェリコについては少し気になって自分でも調べてみたのですが、ジェリコで検索するとヨシュア記に登場する「エリコの戦い」がヒットするんですね。
エリコというのがジェリコとも呼ばれたりするようです。
簡単に言うと、ヨシュア率いるイスラエル人が、主から与えられたと教えられた町、エリコを攻略する話です。
見た目にはイスラエル人のものにはなっていないが、主に与えられた土地なのだから、自分たちが手にするために攻めて、手中に収める、という思想だそうです。
エリコは非常に守りの堅牢な町ですが、イスラエル人は六日間戦いに向けての興奮や威勢に燃え上がらず沈黙を貫き、七日目角笛を吹き鳴らすと砦が破れエリコを征服しました。
人間(=主)に与えられたアンドロイドの権利(=エリコ)は現実にはアンドロイドのものではないが、真に自由を手に入れ幸せをつかむため戦う、というシナリオはまんまジェリコのアンドロイドたち戦いの筋書き通りです。
最後のデモでマーカスが追い詰められたとき、歌うという選択肢が出てきたこともなにか角笛との関連が示唆されているような気がしてなりません。
私は歌うという選択肢を選ばずマーカス自身を犠牲にし、破れましたが、歌うの選択肢を選ぶことで何かしらの打開はできたのでしょうか。
気になります。
これで聖書と自分の好きな作品を紐づけて考察を書くオタクとしての実績がやっと解除できました。
一年後ぐらいに見返してあまりの恥ずかしさに顔を枕に埋めようと思います。
これから二週目をプレイします。
次はマーカス・カーラは武力行使や犯罪行為も積極的に行っていく方針で、コナーは今度こそハンクと仲良くなって一緒にバーに行こうと思います。
全トロコンプしたいですね。